ゼファーの買取価格が高騰!!400・750どれを売っても今高い!
kawasakiの人気ネイキッドのゼファーシリーズが生産終了してから早10年が経ちました。
2007年の生産が終了したときはそうでもなかったのですが、ここ最近ゼファーシリーズの値段高騰がけっこう目立ちます。
400・750・1100どのゼファーもすごく値段が高くなっています。
Z1・Z2といった1970年代の古い旧車ほどの価値はありませんが、それにしても販売額・買取額がどちらも高くなっています。
↑ちなみにですが、こちらは大手ネット通販サイトのゼファー750の販売情報です。(2018年6月8日時点)
2007年のファイナルエディション車両で走行距離が1万km以下の車両だと100万越えの120万円の車両価格がついています。めちゃくちゃ高いですね・・・。
高年式のゼファー750は特に高い・・・。
どれほどゼファーの車両価値が高くなっているのか今回調べてみたので紹介したいと思います。
まずはゼファーシリーズの400の車両買取目安を見てみましょう。
⇒買取相場目安10万~28万
・平均買取額18万
■ゼファー400X(4バルブ)
⇒買取相場目安15万~50万
・平均買取額29万
当時の新車販売価格 58~63万程度
ゼファーの初期型の2バルブは正直買取はそこまで高くありませんが、4バルブの400改の最終モデル前あたりが特に高いです。
2005年~2008年のモデルだと30万~40万程度の買取見込み。
2009年のファイナルエディションだと40万~50万程度の買取が見込めます。
つづいてゼファーシリーズの750の車両買取目安を見てみましょう。
⇒買取相場目安17万~100万
・平均買取額50万
■ゼファー750RS
⇒買取相場目安40万~80万
・平均買取額55万
当時の新車販売価格 67~73万程度
ゼファー750は買取相場の幅がかなり広いですが、大きく分けて1990年代と2000年代以降のモデルで買取額は変わってきます。
1990年代の初期型の手入れをあまり加えずに走行距離がやたら多いものは買取額があがりません。
初期型で程度のよいカスタム車を除けば金額で言うと17万~30万円程度と言ったところでしょう。
2000年代後半から買取額がグーーンとあがり、ファイナルエディションに至っては70万円以上と言ったような感じで新車を超える金額で買取してもらえるような感じになっているようです。
ゼファー400よりも750の方が値段高騰がすごいです。
カスタム・程度極上・エンジンの手入れによって買取額はかなり変動する模様。状態がいいとかなり高く買取してもらえます。
最後にゼファーシリーズの1100の車両買取目安を見てみましょう。
⇒買取相場目安30万~95万
・平均買取額52万
当時の新車販売価格 85~92万程度
750ほどではありませんが、ゼファー1100も買取値段が高騰しています。
大型のバイクは新車の金額は高いけど、中古になると格安になり、買取も安くなる傾向にありますが、ゼファー1100はかなり高いです。
750と同様に初期型の方が安くなりがちではありますが、それでもよほど状態の悪いものでなければ30万~50万程度の買取は見込めるような感じになっています。
2000年代中盤からの車両ともなれば50万~80万円程度の金額として買取してもらえるのも普通になってきます。
各排気量のゼファーシリーズの値段高騰。買取額高騰について紹介してきました。
全部総合して言えることは初期型1990年代の車両で程度のあまりよくないものはそこまで高くないような感じです。
ただ1990年代の車両でもきちんと整備されているものについては年式にそこまで関係なく高い金額で取引がされています。
ゼファーの買取額についてはいかに大事に乗っているか、整備しているか、新しいかが高いかどうかの秘訣になってきているような感じになっています。
以上、ゼファーシリーズの値段高騰情報でした。
ゼファー自体どの排気量も15年~20年近く販売され続けていて車両にもなるので年式・車両状態(消耗状態・程度・カスタム度合い)によって買取額は大きく変わります。
ゼファー750の一番新しい年式は何年式?
Kawasakiの人気ネイキッドゼファーシリーズのゼファー750の一番新しい年式は2007年式のファイナルエディションになります。
ちなみにスポークホイールのゼファー750RSは2003年が一番の最新になります。
一番最新のゼファー750は今となってはすごい割高となっています。
ここまで最終の一番新しい年式についてみてきましたが、逆に一番最初はいつからだったのか販売していた年式についても確認しておきましょう。
ゼファー750の新車販売期間
1991年~2007年・・・計17年間
ゼファー750RSの新車販売期間
1996年~2003年・・・計8年間
こうやってみるとゼファー750の販売期間がすごく長かったことが分かります。
RSは途中から参戦したのは知っているのですが、2003年で新車の販売自体が終わっていたんですね。
ゼファー750・ゼファー750RSともに各年式でけっこう販売価格・車両価値が違います。こちらも確認しておきましょう。
ゼファー750
1991年式・・・販売車体相場 45~65万円
1996年式・・・販売車体相場 55~70万円
2003年式・・・販売車体相場 60~85万円
ファイナルエディション・・・販売価格 85~100万円
ゼファー750RS
1996年式・・・販売車体相場 55~75万円
2003年式・・・販売車体相場 75~90万円
全体的に高いですね(^_^;)
もともとゼファーの新車価格が60万円代だったのに、新しい年式になると代金上乗せで購入しないといけません。
ゼファー750の一番新しい年式は2007年のファイナルエディションでゼファー750RSが2003年式になります。
みなさまの参考になればと思います!!
ゼファー750は400ccクラスネイキッドより遅いのは本当?
ゼファー750についてネットで調べたりしていると、ゼファー750は遅いの?とか
400ccクラスネイキッドと比べたときにどっちが速いの?などの情報がたくさん載っています。
いっぱい情報がありますが、結局どの情報が正しいのか?
実際にゼファー750とCB400FOUR(NC36)・CB400SF(VTEC)・インパルス・XJR400に乗ったことがある私が今回解説していきたいと思います。
まずゼファー750と400ccクラスネイキッドはどちらが速いのかですが、どういう基準をもって速いとするかによって考え方がかなり変わってくるので、いくつかのケースにわけて解説したいと思います。
【100kmになるまでのスピード】
スピード基準となる100kmになるのがゼファー750と400ccクラスネイキッドはどちらが速いかですが、正直車種によって変わってくるように思います。
ゼファー750とゼファー400を比較する場合、ゼファー750の方が断然速いと思います。もちろんゼファー400X(改)だとしても750の方が速いです。
XJRやCB400FOUR(NC36)と比較してもゼファー750の方が速いでしょう。
ただしCB400SF(VTEC)になると話は別です。
CB400SF(VTEC)はハッキリいってむちゃくちゃ速いです。
100kmくらいまでの到達スピードで言えば4秒程度で行ってしまいます。この4秒というスピードはリッタークラスのバイクよりも上回ってしまうほどです。
私自身がゼファー750で100kmだした感覚としては5秒前後くらいでした。
1秒あるかないかくらいの差なので公道で走る分にはわからないくらいですが、100kmまでの加速としては間違いなくCB400SFの方が速いでしょう。
【コーナーリング】
コーナーリングについては判断がすごい難しいです。
車体の大きさや装備などが充実していたとしてもライダーの腕によってかなり変わってきます。
なので乗りやすさ、コーナー終わりの加速を加味して話をしたとすると私個人では400ccクラスの方が乗りやすいのではないかなと思います。
車体も軽いし、高回転域にエンジン回転を持ってきていればかなりコーナーの出口も速いです。
400ccクラスネイキッドとゼファー750を比較すると400ccクラスネイキッドに軍配があがります。
ここまで説明していくとやっぱりゼファー750って遅いじゃんって思う方も多いかもしれませんが、決して遅くありません。
100kmまで5秒近くで出ますし、コーナーリングでもほとんど400ccと大差ありません。
CB400SF(VTEC)等と比べると確かに遅いとなりますが、ただパワー・トルクは段違いです。
どの回転数においてもパワーがあるな~、ドワーって加速するのはゼファー750です。
CB400SF(VTEC)をはじめとした400ccクラスネイキッドは軽くて速いですが、トルクはけっこう細いです。
湧き上がるパワーがあるのは断然ゼファー750です。
ゼファー750は400ccクラスネイキッドより速いか遅いかでいうと、
CB400SF(VTEC)を除外して言えば、同じくらいか少しゼファー750の方が速いといった感じです。
CB400SF(VTEC)とゼファー750を比較するとCB400SFの方が速いです。
でもいずれの車種においてもパワーやトルクは断然ゼファー750の方があるので、乗っていて疲れないし、楽しいです。
結論として速く走るならCB400SF。
ある程度速く、力強いパワーを感じて走るならゼファー750。
このような感じで分けていくといいのではないかなと思います。